頻繁に数日で乗り換えるとリスクが
それでやむなく1週間後にmineoへ乗り換えたが、数日で別の電話会社に乗り換えるのはリスクがある。
まずブラックリストに載せられる可能性があり、次回申し込み時に断られることがあるので注意してください、とはビックSIMの時にも担当者から言われた。
端末を安く買いたいがためにMNPで乗り換えて1、2日で他社へ移行する者が結構いるらしい。
端末の転売目的だったり、振り込め詐欺等の犯罪に使われることがあり、そうした被害を防ぐためらしい。
もう1点は乗り換えの度に事務手数料等で約4,000円がかかること。
私は1週間でy.uモバイルとmineoの両社に乗り換えたため事務手数料として8,000円余りの余計な出費を強いられた。
衛星通信でどこでも繋がるau回線?
mineoに乗り換えた時、回線はドコモではなくauにした。
理由は最近ドコモ回線が通信障害をよく起こしているからで、mineoの担当者に尋ねても、「個人的な感覚ですが」と断りながら「やはりそういう感じがします」と応えた。
ではau回線が通信障害を起こしていないかといえば、そういうことはなく、要は頻度と障害範囲の問題だが、このところドコモの通信障害が多発していたのは事実だ。
au回線にしたもう1つの理由はauが衛星通信(SpaceX社のStarlink衛星)と直接繋がるようになった点と、当分の間無料で使えるようになったからだ。
いままで地方や山の中でも繋がるのはドコモというのがある種の「常識」だったが、衛星通信なら電波は空から降って来るから。
これでドコモとauは繋がりやすさで逆転するのではないか。そう考え、長年使い続けたドコモ回線をやめau回線に替えた。
結果は期待通り、とはいかなかった。
スマホに立っているアンテナの本数はドコモより1本少ないままで、何も変わっていない。
衛星通信と繋がり、どこでも電波が繋がるはずのauの電波状況が、なぜ変わらなかったのか。
そこには私を含め人々の誤解があったらしい。
衛星通信=どこでも繋がる、と考えたのが間違いで「遮蔽物がなく空が見える場所なら受信できる」ということなのだ。
つまり衛星通信の電波が受信できない屋内や地下、さらにいえば樹々が生い茂っている森の中で通信状態がよくなるわけではない。
私の場合で言えばドコモからau回線に替えたことで却って通信状態は悪くなったので、次回帰省する前にドコモ回線に戻そうと考えている。
(3)に続く
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