月385円で1.5Mbpsが使い放題
3つ目が1.5Mbpsの中速が月385円で使い放題なこと。正確に言えば完全使い放題ではなく月10GBまでという制限はある。しかし、385円で10GB使えると思えば安い。
まず1.5Mbpsだとネット接続でまず困ることはない。せいぜい動画が高解像度では少し見にくく、ピクセルを落として再生しなければならない程度だろう。
自宅や会社ではWiFi接続が使え、外出時にネットに接続することが少なければ1GB契約にし、1.5Mbpsの「パケット放題Plus」をオプションで付ければ、10GB/月という制限はあるものの、1,298円+385円の月1,683円で11GB使えることになる。5GBコースなら1,518円+385円で1,903円で月15GB使える。
15GBで1,903円なら日本通信の「合理的20GBプラン」(2,178円)の方が安いと思われるかもしれないが、mineoは月の途中でオプションを付けても、外しても日割り計算になるし、今月は5GBコースだが来月は1GBコースと替えることもできるので、フレキシブルな使い方ができる。
mineoは旧料金体系の時には500kbpsの速度で完全使い放題のオプションがあった。私も使っていたが、500kbpsでも不自由を感じることはなかったし、なにより制限なしの使い放題だったから使い勝手もよく、とても助かった。
1.5Mbpsと速度が3倍になったのはうれしいが、500kbpsで使い放題の方がよかったという声もたしかにある。希望は1.5Mbpsでパケット放題だが、さすがにそれでは採算が取れないと判断したのだろう。
まとめ
今年2月頃からMVNO各社が料金の値下げに踏み切っただけでなく、それぞれに特色がある料金体系を打ち出してきた。各社のコースは単純化され、コース選択で迷うことはほぼなくなったが、MVNO各社が特色を鮮明にし出したので自分のライフスタイルに合うものを選べば料金も下がり満足度が上がるのは間違いない。
ただ、私のように2拠点生活をし、月によって使用ギガ数のアップダウンが激しいと、トータル料金でどこが最も安く、かつ満足度が高いのかを選ぶのにますます迷うようになってきた。
第1段階では日本通信の「合理的20GBプラン」の契約に傾いた。岡山県に滞在中に使用するギガ数は15GB前後だから、20GBもあれば問題ないし、なんといっても70分の無料通話付きが魅力だった。
しかし、福岡にいる時は1GB程度しか使用しないから2,178円を12か月払うことを考えれば、年間料金でもう少し安くなるところはないかと考えたのが迷いの始まり。
料金が安いiijを選んだのはいいがフラストレーションは高まった。速度の遅さ、特に低速300kbpsに。すぐさまmineoに戻そうと思ったほどだ。
料金の安さから言えばnuroモバイルがあるが、契約前の問い合わせ等でサポートの悪さを感じ、ここは早々と候補から外した。
因みに今はiijを契約しているが、しばらくは各社を渡り合い、どこが自分に最も合っているかを確かめることになりそうだ。
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