PCの買い替えか、バッテリー交換か、Linuxにするか(2)
〜デルPCのバッテリーを交換する


デルPCのバッテリーを交換する

 私の目下の悩みはW11へのアップグレードではなく、デルの14インチPCのバッテリーである。購入直後は3時間は持っていたバッテリーが今では1時間しか持たなくなったので、買い替え時か、それともバッテリーの交換で済ますか。
 メーンPCは今春購入したレノボの15.6インチPCで最初からW11が搭載されているから問題ないのだが、旅行時や実家に帰省中はデルの14インチPCを持ち歩いているから、ある意味、最も多用しているPCかもしれない。

 購入したのは6年前だから、そろそろ買い替えサイクルでもあるが、このPCは気に入っているだけに最低でも後1年は使いたいと思っている。
 買い替えが選択肢の1つに入っているのはバッテリーが18,000円もするからだ。
18,000円出してバッテリーだけ替えるより、いっそPCそのものを買い替えた方がいいのではないかと思ったりするが、半導体不足が言われるようになってからPCの価格も上がっているので、買い替えるとなると最低でも10万円はかかる。
 出来るだけ余分な出費は抑えたい。
そこで選択肢になるのが中古PCの購入か、バッテリーの交換かだが、私の場合SDカードスロットがあるものがほぼ必須条件だが、最近はSDカードスロットではなくマイクロSDカードスロットのものが多い。

 そこでやはりバッテリーの交換を第1にした。
デルがいいのは部品交換(メモリーの増設も)を認めていることだ。NECをはじめ大抵のメーカーはユーザーによる部品交換、メモリー増設等を認めてないが、デルはメーカーによる部品交換はもちろん、ユーザーによる部品交換も認めており、部品だけ販売しているだけでなく、取り外し方、取り付け方までメーカーのサイトに写真付きで紹介してくれている。これはうれしい。

 実は以前一度このPCのバッテリー交換をしたことがあるから、今回交換すれば二度目の交換になる。
 もう少しバッテリーが持ってくれればいいと思うが、デルのこのタイプのPCバッテリーは持ちが悪い。
 まあ、それは仕方ないのでデルのHPで交換バッテリーを調べると、以前はHPに掲載されていたのに今回は掲載がない。
 すでに販売終了になっているようで困ったが、ネットで検索すると互換バッテリーが売られており価格は5,845円。純正品に比べると半額以下だ。
 ただ純正品に比べると持ちも価格相応だろうと思う。
その辺りはデジカメの互換バッテリーで充分思い知らされ分かっている。それでも純正品バッテリーがない以上仕方ない。

 それでも後1年持ってくれればいいかと考え、楽天市場で互換バッテリーを購入した。
 バッテリー交換は以前に一度したことがあるから交換自体は簡単に行える。
問題なのはPCの裏蓋外しで、これがちょっとやっかい。というか慎重を要するから時間もかかる。

 裏ブタのネジを外し、隙間にプラスティックライブを差し込み、少しずつカバーをこじ開けていくわけだが、プラスティックライブを持たないので代わりに細いマイナスドライバーを注意深く差し込み少しずつ隙間を広げていく。
 ただある程度力を加えないといけないのでカバーが破れはしないかとヒヤヒヤしながら、バリバリッと音を立てながらも外す。
 バッテリー交換は二度目なので、この作業を二度もしたことになり、後で見るとプラスティックカバーの取り付け部分は傷だらけになっている。

 バッテリー交換を認めているのはデルだけでなくヒューレッドパッカード(HP)も最近バッテリー交換ができる機種を発売しているし、スマートフォンなども最近バッテリーの交換をするようになったが、デルのいいところは取り外した古いバッテリーを引き取ってくれることだ。配送先住所等が印字された紙が同封されていて、配送宅配便業者が数日後に受け取りに来て渡すだけ。もちろん返送料は無料だ。
                                      (3)に続く


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