その2日後、岡山市内に出かけたついでに駅前のビックカメラに行くと楽天モバイルのショップができていたので、冷やかしで話を聞いた。というのも楽天モバイル回線は田舎では入らず、パートナー回線のauへの接続で、5ギガまでしか使えないから、今まで一度も検討対象にしたことがなかった。
しかし、である。岡山のビックカメラとは相性がいいというか、買い得商品に出合う確率が高く何度か衝動買いをしているが、今回もそうだった。
「3か月は無料で、電話もデータ量も使い放題ですから、取り敢えず3か月お試しで使ってみようという方は多いですよ。それで合わずに解約しても、解約手数料はかからないんですから」
なる程うまいことを言うな、と感心したが、楽天モバイルにMNPで移行すると電波が入らないときに電話も繋がらなくなるから、それは困る。やはり楽天モバイルは使えない、と話す。
楽天モバイルは音声通話付きのプランのみで、データ通信のみのプランがないから、どうしてもMNPになり、全面的に楽天モバイルに変更するのはリスクがありすぎる。
「新規に楽天モバイルを契約されてはどうですか。新しい電話番号が発行されますが、以前の番号はそのまま使えますし、3か月後にMNPで楽天に移行される場合は、一度楽天モバイルを解約していただき、新たにMNPで移行手続きをする形にはなりますが」
と、これまたうまいことを言う。
スマホ2台持ちという不便さと新しい番号を通話相手に通知しておくという手間はかかるが、電話かけ放題、データ使い放題だから取り敢えず3か月使ってみよう、と結局その場で契約。またまたビックカメラで買い物をしてしまった。
地方では楽天とドコモSIMの2台持ち
最期に楽天モバイルの使用感を。電話もデータも使い放題になり、残容量を気にしながらネット接続をするストレスから解放されたのが一番。とはいえ接続はパートナー回線だから5ギガまで。5ギガを消費すると1Mbpsの速度には落ちるが、それでも使い放題だ。
1Mbpsがどの程度の速度かということだが、原稿を書いたり、メールの送受信、ブログに写真をアップするなどの使い方なら速度低下を感じることはない。ただ新聞紙面をビューアーで見たり、画像が多いページを見たり、ソフトやアプリのダウンロード、HPに原稿をアップする設定をしたりという時は少し時間がかかる程度。動画を見ないので、私の使い方ではまあ総じて問題なし。
楽天モバイルのエリアマップによれば私の実家は一応エリア内のようだが微妙な位置。すぐ側に中学校があるからか、そこは楽天の電波エリア内。実家の駐車場まで出ると楽天接続の表示が出るが、庭から内側に入れば途端にパートナー回線になる。
23年には楽天回線エリアの予定になっていたが、早く楽天エリアになった方がいいのか、どうか。
楽天エリアになりauとのパートナー契約を楽天が打ち切れば、エリア内だが電波が届かない地域が出たり、室内でも繋がる部屋と繋がらない部屋が出てくる。
そういうことを考えると、楽天を主回線にするのはリスクがありすぎる。結局、繋がりやすいドコモ回線をサブで契約して持ち続けるしかなさそうだ。
というわけで、楽天モバイルを使いながらも、月末にはIIJmioを解約しy.uモバイルを契約するという当初の予定通りになりそうだ。
その後、福岡に帰り、福岡のヤマダ電機テックランドやヤマダ電機博多本店に電話で確認したが、やはり在庫は置いてないという。これではy.uモバイルがHPで唱っていることは嘘で、結局、ネット契約しかないことになる。それならそれでHPでヤマダ電機の店頭で加入手続きできると唱うべきではないだろう。
y.uモバイルはヤマダ電機の店頭で説明が受けられると思っている人は考え直した方がいい。イオンモバイルの方がよほどマシだ。
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