入院費は同一地域でも違う
それはさておき、退院後、いくつかの病院の入院費を調べてみた。
福岡市内の病院はどこも同じだろうと思ったが、九州大学病院は4人部屋があった。
そのほかに特別室(個室)が5タイプあり、料金は安い方から5,500円、8,250円、9,900円、13,200円、33,200円で九州中央病院よりは少し割高になっていた。ただ8,250円の病室はシャワー付きだ。
次が福岡赤十字病院。ここは九州中央病院とほぼ同時期に建て替えて新しくなっているので料金体系は同じだろうと思ったが、5,500円(2人部屋)、8,800円、11,000円、16,500円、27,500円と分かれ、11,000円以上の部屋にはシャワーが付いている。
新しく建て替えた病院は個室重視になる傾向があるが、上記のように病院によって入院費に差があることが分かる。
病院に求めるものは安全・安心であるのは言うまでもない。技術力不足の医師が自己満足で高度な技術に挑戦し、その結果大した手術でもないのに半身不随になったり亡くなったりするのは言語道断だが、ミスは案外初歩的なところで起こるのはどの業界でも同じだ。
腹腔鏡手術はたしかに入院日数が短くなるが、入院日数が短い手術=簡単ではない。むしろ腹腔鏡、内視鏡手術の方が危険を伴うということは患者自身も認識しておく必要があるだろう。
何が危険かと言えばミスをした場合に次の手を速やかに打てるかどうかだ。例えば手術中に出血があった場合でも開腹手術なら止血動作が速やかにできるが、内視鏡や腹腔鏡手術の場合、医師が自らの手で止血できない。要は遠隔操作で止血するから焦れば焦る程操作が遅れる、間違うということが起きる。
こうしたことも想定しながら安心して任せる医師を選ぶにはどうすればいいのか。執刀医の手術例を事前に調べるというのも患者側の防衛策の1つだろう。
安全・安心が担保されれば次に入院料を調べてみるのも病院選びの基準の1つになるかも。誰しも余計な出費は控えたいと思うのではないだろうか。
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