違いが理解できない大臣
それにしてもあの人達は何なのでしょうね。終始下を向いて原稿を読むだけで、なにか訳の分からないことをグダグダと言われても、心に響かないし、信頼もできませんよね。ドイツのメルケル首相を見習え、と言った私の言葉は届くはずもないか。
もう一人、タケダという人。この人よほど大臣になれたのがうれしくてハシャイでいるのか、内閣の最重要課題が携帯料金の値下げだと思い込んでいるのか、またまたケータイ大手キャリアの値下げ案に噛み付きましたね。
それともただ単にKDDIが嫌いだけなのかは分かりませんが、KDDIの20GB、2480円新プランに通話料が含まれていないことから「非常に紛らわしい」「もっと分かりやすいやり方を」と不満たらたらに批判しました。
分かりますよ、言いたいことは。要は政権の言うことに従え! ということですよね。首相にしてからが「俺に逆らったらどうなるか分かっているのか」と官房長官時代だったかに官僚を脅したぐらいだから、その「子分(失礼)」が親分に習うのは当然です。いやいや、虎の威を借る狐だなんて言いませんよ。
でもね、大臣のこの発言、ネットで総スカン食っているの知っていますか。たしかにKDDIの新プランに月額500円の5分かけ放題を付けるとドコモ、ソフトバンクの2980円と同じです。
しかし月20GBも使う人は通話はほとんど使わないんです。彼らは無料のLINE通話を使っているから、通話料セットの2980円より、通話料なしの2480円を喜ぶのですよ。
第一、3大キャリアが皆2980円では完全な横並び。それこそ大臣が言う「健全な競争」など有り得ない話だということに気付きませんかね。
大事なことだから、もう一度言いますよ。要は大臣風を吹かせたい、権力を誇示したいだけなのでしょ。
私達、中高年が望んでいるのは大容量ではなく、3GB以下の料金が下がることなんですけど。
ま、それはさておき、政権がなんでもかんでも制御しようとするのは問題でしょう。なにやらこの先、薄気味悪くて・・・。
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