コロナウィルスに対する考え方は人それぞれで、ワクチンに対し何やら陰謀めいたものを感じ接種しないという人もいれば、マスク拒否の人もいる。ただ、過度に自分の考えを他人に押し付けるのは感心しない。
またワクチン接種していても感染する人がいるのは事実だが、ワクチンを接種しても感染したからワクチンに効果はない、と言い切るのもどうかと思う。
インフルエンザワクチンでも毎年欠かさず接種していても、ある年、母はインフルエンザに感染した。その事実でもってワクチンに効果はないとは断言できない。なぜなら万能のワクチンはまだないからだが、それでもってワクチンの効果を全否定するか、それともワクチン接種していたから症状が軽くて済んだと捉えるのか。
私の友人は後者だった。「ワクチンを3回目接種してたから、ひどくならずに済んでいます」と、比較的元気そうだった。
とはいえ膝を痛めている関係もあり、ここ数年めっきり体力が衰え、歩行もままならない状態のところにコロナ禍で外出もできなかったから体力がさらに衰えているのが気がかりだ。
体力が弱っているとCOVID-19に限らず罹患しやすい。やはり1にも2にも体力というか、免疫力のアップだろう。
免疫力を高めるためには食事と体力アップが必要だが、生憎今夏は各地で35度の猛暑続き。なにもせずゴロンとしていても疲れる。勢い食欲がなくなり、昼は冷たいソーメンでも、となる。他にオカズをしっかり摂ればいいが、ソーメンだけでは炭水化物だけで栄養が偏る。
熱中症にならないために水分補給を! と言われるが、水だけを飲んでいても逆に病気になる。経口補水液か糖分少なめのスポーツドリンクを、と告知すべきだと思うが、水分補給しか言わない。
水分補給を、と言われても室内はエアコンをつけているから汗もかかず、喉も渇かない。喉も渇かないと水分補給に頭が回らない。身体はエアコンで冷えているから免疫力もダウンする。高齢者ほどこうした悪循環に陥りやすい。
かくいう私もあまり感心したものではない。夏の健康法といえば昔から室内では上半身裸で過ごし、汗をブルンブルンとかいている。例年になく今夏は異常なほど汗をかく。一つには加齢によるものかとも思うが、庭に出て短時間でも何かをすれば滝のように汗が出るから、日に何度も着替える。そして水と麦茶をガブガブ飲む。飲むからまた汗が出る。
夕方になるとついビールに手が出る。コーヒー、ビールは利尿作用があるから水分補給どころか逆作用にしかならないと注意されるし、減酒しなければと思うが、どうも意思の弱さが現れ、ついビールに手が伸びる。
ところで新型コロナウィルスである。何もしなくても感染する人がいる一方で、ワクチン接種をしていても感染する人もいる。また1度ならず2度もウィルスに感染する人もいる。その違いは何なのか、どこにあるのか。
その辺りのメカニズムはいずれ解明されるだろうが、現段階では本人が持っている免疫力の強さによるのではないかと感じている。
気になるのは先の友人の免疫力(気力も含めて)である。この1、2年、「もう77歳ですから」と高齢を強調しだしている。つい数年前までは「人生100年と言われていますが、150歳まで生きられますから」と元気さをアピールしていたというのに。
「もう78ではなく、まだ77歳でしょ。150歳まで生きるのでしょ。コロナが治ったらまたお会いして今の政治や社会の動きについて話をしましょうよ。早く元気になって下さい」
そう言って電話を切ったが「病は気から」とも言う。「もう○○」ではなく、「まだ○○」と考えて生きたいものだ。
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