デル株式会社

 


Canonのミラーレスを値上げ前(?)に買った。


栗野的視点(No.780)                   2022年11月1日
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Canonのミラーレスを値上げ前(?)に買った。
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 キヤノンのミラーレスカメラR10レンズセットを買った。しばらくデジモノには興味も関心もなかったのに、今春頃から急に新しいカメラに関心が向き、ネットで情報収集。というほどでもないが。
 現在持ち歩いているのはニコンD5300+富士フィルムX-T10で、どちらもボディは軽いがズームレンズが重い。特に富士の18-55mmレンズはいいレンズで造りもしっかりしているから想定以上に重く、軽さを求めてミラーレスにしたのにそうはならなかった。
 そこで最近は荷物を少しでも軽くするため、ニコンか富士のどちらかには35mm短焦点レンズを付け、もう1台にズームレンズを付けて出かけるスタイルである。

 カメラはどちらか1台でよさそうなものだが、撮影中にレンズ交換をするのが面倒なので、以前から2台持ちにしている。それも別々のメーカーにするという効率の悪い方法で。
 メーカーを揃えるとレンズの使い回しが出来るが、メーカーが違えばそれぞれにレンズを買う必要があり、二重投資になる。それでも別々のメーカーにしてきたのはニコンとキヤノン、富士フィルムでは写りが微妙に違うからだが、それ以上に移り気な性格故だろう。
 操作性も写りも違うカメラを楽しむ方が面白いのと、富士Xシリーズの場合、明暗差が大きい被写体を撮ると明るい箇所が白とびをし、その調節をうまくできないこともある。富士を究めれば、そこの調節が出来るのかもしれないが、それより違うもので補った方が楽と思ってしまう。

 軽さを求めるならニコンをデジタル一眼レフからミラーレスに替えてもいいようなものだが、ニコンの一眼レフは手放しがたい。気に入っているのはシャッター音。キヤノンは多少甲高い音がするし、ニコン機の中にも間が抜けたような音がする機種もあるが、D5300を含め今まで使ってきたニコンのシャッター音は小気味よい音を出し、写真を撮っているという気にさせるのが1点。
 もう1点は連射速度。最近のミラーレスは連射速度が随分上がってきてはいるが。
 とまあ、そんなわけで一眼レフは手放すつもりはない。

 いずれにしろこの5年近くはニコンと富士で満足していた。それがなぜか今春、急に新しいカメラに目が行き出した。理由は分からない。そうなったきっかけも思い出せない。
 でも富士フィルムのX-T30を買ってしまった。現行機種がX-T30Uだから1世代前の機種でカメラのキタムラ等多くの量販店では「取り寄せ」。入荷までに2、3か月。そんなに待てないから諦めかけたが、某カメラ店でアウトレット品の在庫表示があったので買った。発売当初に比べ価格は少しこなれていたが、それほど安くはなってなかったが一様許容範囲。

 ところが、それから2か月も経たない時にキヤノンが新しいミラーレスカメラを2機種(R7とR10)発売するという発表があり、一部では試作機による撮影評価も出だした。
 R7は価格的に手を出せないがR10ならズームレンズセットで約17万円。手持ちの富士Xシリーズのどちらかを下取りに出せば何とか手が届くかもと思い、カメラのキタムラに富士のカメラ2台を持ち込み下取り査定。
 X-T10は現行機種の3世代前の機種だから査定価格は1.5万円。X-T30は数か月しか使っていない美品だったが4.9万円。店長から「予約しましょうか」と勧められたが、まだ発売前だったのでそれはやめた。

 で、買う気は一度収まったはずだったが、10月に入ると値上げラッシュ。カメラもモノによっては現行機種で5万円もの値上げが発表された。そうなると再び心が揺れる。
 一度はやり過ごした買い気が頭をもたげ、またまたネットで物色。だが、どこも在庫なしの「取り寄せ」。入荷まで数か月待ち。
 とにかく待つのは嫌いだから、やはり縁がなかったかと諦めたが、マップカメラの下取り価格を見てみると富士X-T30が5.1万円だった。キタムラよりは高価下取り。
 そこでまた考えた。数か月後には下取り価格が下がるかもしれないし、販売価格は値上げされている可能性が高いから、諦めるかと思いつつ、「入荷したら連絡」にチェックを入れてみた。

 その2日後、「3台入荷しました」のメールが。X-T30下取りで購入すると12万円をわずかに切る価格。これなら買えると、即購入し、届いたのが1昨日の午後。まだ使用していないが、これからの紅葉撮影に大活躍しそうだ。


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