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リエゾン九州の活動を振り返って

 今回はいままでの活動を一部振り返り、皆さんに紹介してみたいと思います。
というのは、現在の会員の方でもリエゾン九州が過去どんな活動をしてきたのか、発表企業に対するどのようなサポートをしてきたのかを知らない人が多くなってきたからです。

 リエゾン九州の会員でも例会で発表する企業の設定はどのようにしているのか知らないと思います。
初期の頃は第3次ベンチャーブームのハシリで、それこそ関東以西から電話その他での申し込みが殺到しました。
リエゾン九州のように販路面のサポートを打ち出した組織は珍しかったからです。
その対応だけで私は忙殺され、自分の仕事ができない状態が丸2カ月も続いたほどです。
その嵐が過ぎ去った後は、地元福岡に絞ってサポートしてきました。
発表企業の多くは私が接触した人達です。
そのほとんどは取材という形で出会い、相手の話を聞き、何とか手助けしたいと思い、商品を例会で発表してもらいました。
いわば手間暇かけて見つけてきているわけです。

 そういう意味では私のジャーナリストという職業が大いに役立っています。
さらに幸いなことに4、5年前から2年間、私はデータ・マックスの編集長をし、同
社が持っているラジオ番組KBCの「経済最前線」で毎週1回ベンチャー企業の紹介をしていました。
さらにFMmimiでは毎週月曜日の朝「耳より経済情報」と題して、経済関係の話をしていましたが、その番組中でも何社かのベンチャー企業の紹介をしてきました。
現在の会員の中でも「海・和」「トライボロジー」「ダイイチコロナ工販」「インタ
ーネットトウキュウ」「パラマ・テック」「福岡工業大学」「大川」などはラジオで
紹介したり、記事で紹介したりしたところです。
 電波の効果は絶大で、KBCラジオはわずか4分程度でしたが、それでもそこで紹介するだけで皆なにがしかの問い合わせはあったはずです。
例え数分とはいえ、自社で番組を買うとなるとかなりの金額が必要になります。
それを快く私のベンチャー企業紹介のために提供してくれたデータ・マックスの児玉社長に感謝します。

 このほかにも例会で発表した企業はほぼ全社、何らかの形でラジオや記事で紹介しています。
過去に記事で紹介した所の一部はHPの「九州の技術」「九州の頑張る企業」に収録しているので、そちらを一読ください。
個別企業名を上げれば切りがないのでやめますが、何らかの形で私が関わった人や企業はほとんど紹介してきたのは事実です。
言うだけではダメ。自分のできることからする、です。
例えそれがどんなに小さな一歩であっても。

 もちろんサポートしてきたのは私だけではありません。
福岡金網工業の山本社長は豆腐・豆乳を発表した企業を、その後、実際に大手企業に紹介するための行動を起こされましたし、前田商店の前田社長も色々サポートに動かれています。
 今後はこうした動きをリエゾン九州として窓口を一本化し、全員に動きが分かるようにしたいとは考えています。


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