■H16年12月18日(土)
1.「プロが伝授するホームページ活用法」
講師
:
株式会社アドウィン・ITプランナー 河津一郎氏
総合広告企画・セールスプロモーションの分野で福岡でも有数の広告代理店アドウィン。あのサッカーの有名
審判コッリーナさんを起用して話題の「たこやき八ちゃん堂」の面白TVCMを手がけたのが実はここです。
そのアドウィン期待の若手、河津さんが教えてくれたのは、誰でも少ないコストで多くのことを伝えられるインタ
ーネットでのホームページ活用術。
単なるパンフレットではない営業用ホームページ作りの極意。
難しいIT用語は一切ありませんでした。
2.発表企業
「三次元立体工芸品・木製らせん階段の普及について」
発表者 : 株式会社日南家具工芸社社長 池田誠宏氏
売上不振が続く木材加工製造業の中にあって、海外からもその技術を高く評価され受注を得ている木工工場
が宮崎・日南にあります。
独特の加工機械を使用して作り上げる極めて曲線的な工芸品の数々。
ら旋階段のような曲がりくねった立体工芸家具を驚異の精度で作り上げる独自の加工技術が今注目されてい
ます。
現在、木製ら旋階段を製作する技術は全国でも同社にしかありませんが、今回は従来、高価だったら木製旋
階段の価格を落とす技術努力により低価格で提供することが可能になりました。
参加者から活発な意見が出され、デザイン面での改善点なども議論されました。
※その後、(有)武田設計との間で、ビジネスが進行しています。
今後事例報告として紹介していく予定です。
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■H16年11月20日(土)
1.「公的資金の上手な借り方」
講 師:新原公認会計士事務所・新原清治 氏
最近は金融機関の合併再編成で従来の取引銀行の対応が一変、なんてことも
あるようです。
自社の都合で借りられないのならまだしも相手の都合でなぜ借りられないのか。
そんな憤りを感じている人も多いでしょう。
それならせっかく用意されている公的資金を利用してみては。
そこで、中小企業の立場で活動を続けている新原公認会計士に「公的資金の
上手な借り方」のノウハウを話してもらいました。
2.発表企業
「減容型生ゴミ処理機の販路拡大について」
発表者:兜汢ェクボタ・環境プロジェクト営業課長 田淵健二 氏
発表目的:販路拡大・導入企業の紹介
クボタが開発した生ゴミ処理機・高速高能率有機物消滅装置「アースレミ
ディー」について、販路の拡大及び導入企業の紹介等を目的に紹介しました。
3.発表企業のその後
発表者:潟Cンベック・代表取締役 原崎多恵見 氏
今月から導入した新企画です。
リエゾン九州の場で発表したあの企業はその後どうなったのか。
リエゾンのアドバイスは役に立ったのか、ビジネスになったのか。
その辺りを発表してもらいました。
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■H16年10月16日(土)>
1.「安全・安心な竹の割り箸リサイクルに取り組む」
講師:楽しい株式会社 代表取締役 松尾康志氏
地球環境への配慮から木の割り箸から竹の割り箸に換える ことを提案。節の部分も利用した割り箸を中国で生産。
健康に害のある防腐剤を一切使わず、安全・安心な竹の割り 箸として人気に。 使用済み割り箸は竹炭にしてリサイクル。 社員わずか5、6人の小さな会社が取り組むリサイクル
ビジネスについて話してもらいました。
2.発表企業
「パソコンのリサイクル事業について」
発表者:福岡金網工業梶E山本健重 社長
同社はコンクリート製品用鉄筋金網の製造販売が中心だが、脱公共事業 依存体質を目指し、9年程前から様々な新規事業に進出。
その1つ、環境事業部で手がけているのが使用済みパソコンの回収・再資源化・ 再生パソコンの販売である。
参照:リエゾン九州HP内「九州頑張る企業」
3.「燃費節減装置・トロンパワーASについて」
発表者: 耶馬台国・三砂 周治 氏
発表目的:販路探し
燃料タンクやエンジン部分を加工することなく、燃料用空気の活性化とエン
ジンの摩擦を低減し、その負担を軽くするイオン発生システム。 燃費10〜20%向上、トルクアップ、排ガスのCO、HC、黒煙の減少。
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■H16年9月18日(土)
1.「誰でもできる通販のポイント」 講師:ユニバーサルジョイント社長・赤松雄二 氏
コンサルの失敗談をベースにした解説があり、通販事業の判断要因については、
下記の5つを考える必要があるという話がありました。
1.通販事業に人材・資金が投入できるか 2.商品に競争力があるか 3.通販事業の運営が出来る利益が出せるか
4.効率よく新規顧客を獲得できるか 5.既存客育成が出来るか
2.発表企業 「大川の古民家・加羅津屋の再建保存について」 発表者:大川の街おこしNPO法人「大川未来塾」・高橋一精 氏(酢屋商店 社長)
江戸時代に参勤交代で通った、現代でいえば国道に当たる肥後街道の一角に 加羅津屋という古い商家が残っています。ただ20年空き家のまま放置されてあり、
傷みがひどく、このままでは駐車場に変わってしまう 一帯のまちおこしと関連してなんとか再建保存したいので、どのような保存形態が
考えられるのか、さらにその後の利用計画も併せて知恵を貸して欲しい。
参加者からは次のような意見が出た。
・飛騨高山や黒川温泉のような街づくりが理想ではないとの意見がありました。
・建物を保存する価値はどこにあるのかの指摘がありました。
・この町全体のあり方・町の活性化と建物保存の意義の議論がありました。
・建築家からは
保存は不可能でどうしても残したいのであれば映画のセットのように外見のみ の復元がいい。
間取りなど歴史的価値が高ければ、その部分も含めて改修すべきであるが
構造材のほとんどがシロアリの被害でそのままの材料を使うことは不可能。
瓦も使えないとなるとほぼ全ての部分が使えないことになるので、そこまでして 復元する価値があるか否か、などの意見が出ました。
例会参加者:45人
懇親会参加者:28人
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■H16年8月21日(土)
1.「食の安全性について」 講師:大分県下郷農業協同組合・横山金也組合長
大分県耶馬渓の下郷農協は農協には珍しく(?)当初から産直にこだわり続け、安全な食品を 消費者に届け続けている農協です。
下郷農協は日本の産直のさきがけとして取り組んで45年。もともとは耕地が狭く大量生産ができ ないために、始めた少量多品種生産で生き残るために、産直という道を選びました。
今では国際化の波や食料自給率の低下、安全性の問題などで、地産地消が叫ばれるようになっ てきました。 食の安全性を守るために、品質保証を内部の目だけでなく、外部の目で監査を行ない、有機JAS
認定にも取り組んでいます。 「食の安全性」というテーマは関心が高かったと見え、参加者の30%がこのテーマに興味があっ たから参加したと言っていました。
2.発表企業 A)「非接触3次元画像計測システムについて」 発表者:マツノデザイン店舗建築(株)・松野國一 社長
福岡工業大学との産学共同研究で開発した非接触3次元画像計測システムについての発表
で、発表目的は販路拡大、商品化についてのアドバイスを求めてでした。 従来、メジャー等で計測していたものを、デジカメ1台で建物等の計測を簡単にできるようにし
たのが特徴です。 今後、本格的な拡販に向けてアドバイスを求めた発表で、参加者から様々な角度からの質問、 意見が相次ぎました。 主なマーケットは建て替え需要だが、マンションの外壁塗り直しなどで保守会社と提携 し、
見積もりサービスなどメンテナンスの部分出はないか。
ただ、発想を全く変えて、ソフトを販売するのでなく、データを送ってもらい加工・分析するという サービス事業を行った方がリスクも少ないのではないかという意見も出ました。
B)会員企業、岡部マイカ工業所の紹介 発表者:取締役品質技術部長・池田敏彦 氏
同社は国内でのシェア6割を占めており、様々な分野でマイカ(雲母)が活用されていますが、
最近は電気絶縁体としての活用のほかにマイナスイオン発生器などにも活用されています。 中国や台湾にも工場を造っているので、安く大量にものを作りたい時は中国の企業を紹介も
できるの、相談して下さい。
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■H16年7月17日(土)
1.「トヨタ生産方式を現場に生かす」 講師:コンフォート・安恒富士夫 代表
トヨタ生産方式の生みの親・大野耐一氏の下でトヨタ生産方式を体得してきた、元昭和鉄工技術
者・安恒富士夫氏に製造現場のムダをなくす観点について話をしてもらいました。 トヨタ生産方式=ジャストインタイム=中傷企業泣かせ、というような捉え方もされていますが、
トヨタ生産方式とは「必要なものを、必要な時に、必要なだけ、流れで作る」というのが基本理念。
いかに製造現場のムダをなくすかということであり、リエゾン九州が製造現場で指導しようとしている のは、このムダをなくし、いかに生産効率をアップするかということです。
当日は連休前の土曜日で、テーマの割りには参加者が少なかったのですが、活発な議論が交わ されました。 リエゾン九州が目指しているのは純粋にトヨタ生産方式の現場移植ではないので、新たなネーミン
グを考えた方がいいという結論になりました。
2.「マンション居住者に快適サービスを提供する」 発表者:うぇるねすさぽーとコーポレーション・下田雅美 社長
クリーニングの取り次ぎや有機野菜の販売など、マンション居住者に快適なサービスを提供する ビジネスを全国で初めて開始し2年。事業拡大のために資金集めを目的に発表されました。
参加者の中からは投資してもいいが、もう少し具体的な決算数字、経営計画数字を出して欲しい という意見が出ました。
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■H16年6月19日(土)
1.リエゾン九州総会
2.「ヒット商品に学ぶ、市場で勝ち抜くための色彩戦略」 講師:ビジュアルカラー研究所・伊藤恵美子 代表
人間の情報の約8割は視覚によるもの。とりわけ、人は最初に色によって
そのイメージを判断すると言われています。無意識の内に色に対して何らか の反応をしているのです。
色が人の行動に及ぼす影響を知り、適切に使う事で色は無言で働く有能な 営業ピープルにもなります。
市場で勝ち抜く為に選ばれた色、 再起をかけて打って出た色・・・ 私達が普段何気なく見ている商品にも、実は様々な思いやメッセージが込め
られています。 今回は実際のヒット商品を例に取りながら、プロはどのように色を使って
いるかについて話してもらいました。
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■H16年5月15日(土)
1.「セールス発想とマーケティング発想」 講師:エフアンドディー(有)チーフコンサルタント・石谷 彰 氏
いま必要とされているのはマーケティング発想。 市場を知り、顧客を知り、競合を知り、自社を知らなければ他社との差別化もできなければ、優位性も
保てない。地場の製造業にはモノづくりは得意だが販売は苦手、商品価値を自分で決めている、きち んとした分析データを取っていない、販促のための予算を組んでいないところが多い。 これではモノが売れない。
2.「佐伯心高氏の九州工業大学大学戦略室教授就任を祝う会」 講演「最近の変化の中で思うこと」 講師:九工大大学戦略室・佐伯心高教授 日時:5月15日18:00-20:00
場所:平和楼(福岡天神・新天町)
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■H16年4月17日(土) 13:30 〜 17:00
「私はインターネット販売で生き返った」 講師:ニコニコ酒販・森永哲生 社長
店売りのジリ貧状態を前に一大決心してウェブ販売に乗り出し、「楽天市場」に 「鬼ヶ島焼酎探検隊」というバーチャールショップを出店。 最初は売れなかったが徐々に売れ出し、いまでは1.5億円に。
その秘訣を披露。
発表企業 「発芽玄米入りラーメンについて」 発表者:潟nイブリッジ・高橋壮介 社長
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■H16年3月13日(土) 13:30 〜 17:00
「個性がブランド化する時代のビジネス戦略はどうあるべきか」 講師:HTP研究所・伊藤克彦 所長
ここ数年、ビジネスの在り方が大きく変化している。そうしたのは一つにはインターネットの 登場だが、顧客の変化に対応できないビジネスは成り立っていかない。
インターネットでも個性が感じられないHPはアクセス数が少ないし、
個性が感じられない商品 は売れない。 いまは差異が利益を生む時代であり、ここしかないものへの価値が高まっている。
地方にはそれがある。
発表企業 「大豆を丸ごと使ったこだわりの健康豆腐について」 発表者:(有)華一・岡本文久 社長
豆腐は製造過程の中で大豆の絞りかす(オカラ)が出るが、その中には胚芽を含む豊富な
栄養素が含まれている。同社はオカラを出さない独自の製法で、大豆を丸ごと使った栄養価の 高い豆腐を販売中。
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■H16年2月21日(土) 13:30 〜 17:00
「商社から見たベンチャー企業の弱点と克服法」
講師:(合)前田商店社長・前田泰秀 氏
前田社長は長年、総合商社・住友商事で営業を担当し、住商マシネックス
九州(株)社長を最後に退職。商社マンとして地方の商品を発掘してマーケットに送り出し、
また、ある技術をほかに転用して商品開発に結び付けるなど、
日常にマーケット側から企業に アプローチしてきた経験から、ベンチャー・中小企業は「自分が対象としているマーケットの
こと、競合相手のことをあまりにも知らなさすぎる」と指摘。
ベンチャー・中小企業に必要な発想、考え方、やり方について話した。
発表企業 「特許出願した共用品の商品化について」
発表者:デザインオフィス アートップ・金本幸喜子 代表
福岡大学の学生と共に開発した共用品のデザインを発表。
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■H16年1月24日(土) 14:00 〜 17:00
発表企業 天然ゼオライトを母材にした「Z(ジー)テクト」の商品化、販路の開拓、アプリケーションの開発 発表者:日本ゼオライト(株)佐藤 隆 社長
1.天然ゼオライトは非常に優れた吸着力を有すると共に、脱水力も強力な ことから調湿材として使用すれば、結露によるカビの発生を防ぎ、住宅 の劣化防止に役立ちます。
2.吸着力とイオン交換能力に優れており、ホルムアルデヒトなど室内の 空気汚染物質を吸着。シックハウス対策にも使える。 3.消臭効果が絶大。アンモニア臭の吸着には目を見張るものがある。
ペット臭、タバコ臭等の脱臭に使える。
目的:このように優れた作用があるゼオライトの用途開発、
アプリケーション化、販路開拓など
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