リエゾンの例会ではベンチャー・中小企業に自社で開発、企画した商品の発表をしてもらっています。
その場合の目的は2つです。
1.自分では売れる、ニーズがあると思って作ったが、本当に消費者のニーズに合っているのか。
もしかすると自分の思い込みだけで作ってないか
販路はいま考えている方向でいいのか
販売価格は妥当か
販売価格にあった販売戦略を取っているか等々で悩まれていると思います。
こうした疑問は社内では解決できません。
社内は社長の言うことしか聞かないから、いくら意見を聞いてもYesの答えしか出てこないものです。
リエゾンの議論は発表者に「教えてあげる」場ではありません。
誰もそんな立派な人はいません。
皆が消費者でありユーザーであり、その立場から意見を交わす場なのです。
なかには多少ある分野に詳しい人、その分野の経験がある人もいます。
そういう人達が様々な角度から意見を出していきます。
いわば「衆知」を集めているわけです。
発表した人は参加者から出される質問に応えていく内に、
自分の中で問題、課題が整理されて行きます。
これがとても重要なのです。
いろんなヒントももらえるでしょう。
2.PRにもなります。
仮にどんなにいい商品を開発しても、その商品の存在を誰も知らなければ、ないのと同じことです。
商品PRに膨大な資金を投入できない小企業の場合、あらゆる機会を捉えて自社商品のPRをすることはとても重要です。
上記のこと、とりわけ第1点の「市場調査」「販売企画会議」に類することは専門機関に依頼すれば何10万円もかかります。
それがリエゾンではわずかな参加費でできるのです。
|